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株式投資で普通でない利益を得る②

何を買うべきかー株について調べる15のポイント(抜粋)

 

1.その会社の製品に十分な市場があり、売り上げの大きな伸びが数年以上にわたって期待できるか

・新製品の売り上げは毎年少しずつ増えていくのではなく、断続的に急増する傾向がある。そのため成長は年間ベースで比較するのではなく、例えば数年を一単位として見ていく必要がある。

・投資家にとって調べている会社の長期的な売り上げ曲線を正しく判断することは極めて重要。ここで手を抜けば、間違った結論に至る。

・優れた投資先を探すためには、警戒を怠らない経営陣がその間の技術変化を利用して売り上げの上昇曲線を生み出すために何をしてきたか、ということに注目する必要がある。

 

2.経営陣は現在魅力のある製品の成長が衰えても、引き続き製品開発や製造過程改善を行なって、可能な限り売り上げを増やしていく決意を持っているか

 

5.その会社は高い利益率を得ているか

・業界が非常に好調な年は、ほとんどの会社の利益率が高くなる。そして好調な年の末端企業のほうが上位企業よりも大きい。これによって、非常に好調な年の末端企業の益の伸び率は、同じ業界の上位企業のそれよりもかなり大きくなる。しかし、潮目が変われば収益は急速に上位企業よりも下がる。そのため、末端企業に投資しても長期的に最高の利益を上げることはできない。

 

14.その会社の経営陣は好調なときは投資家に会社の状況を饒舌に語るのに、問題が怒ったり期待が外れたりすると無口になっていないか

・期待外れの結果は避けられないことであるが、これにしっかりと向き合って正しい判断を下せば、それは将来の成功のコストのひとつにすぎなくなる。