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マネーの公理 スイスの銀行投資家に学ぶ儲けのルール④

第7の公理:直感について

・直感は説明できるのであれば信頼できる

・直感を感じたら、最初にすべきことは、その直感を生み出すほど巨大なデータの図書館が、自身の心の中に存在しているかどうか、自問することである。

・副公理XI:直感と希望を混同するな

 ・自分が起こって欲しいことが起こるという直感に対しては、常に懐疑的であれ。

 

第9の公理:楽観と悲観について

・楽観主義は投機家の敵である。いい気分になれるがそれだけに危険。お金を投資する前には、物事が悪い方向に進んだ場合に、何をすべきか考えておくこと。

 

第10の公理:コンセンサスについて

・大多数の意見は無視しろ。それはおそらく間違っている。

・ギャンブルに勝つ秘訣は、自分自身で納得するまで他人の意見を無視する、ということ

・歴史を振り返ると、真実は多くの人によってよりも、数少ない人によって発見されてきたがわかる。

・「この先、金利とインフレ率は上昇するだろう」。本当だろうか。それを鵜呑みにしてはいけない。吟味すべきだ。多数派に振り回されてはいけない。自分の結論を出すのだ。

・ほとんどの人は故事や格言は議論の余地のない真実だと信じている。だからこそ、大多数は金持ちではないのだと指摘することが有益なのかもしれない。

副公理XIV:投機の流行を追うな。往々にして、何かを買う最適のときは、誰もそれを望まない時である。

 ・大多数を相手に議論するのは極めて困難だ。目の前で確認できる問題(鉛筆の長短)について討論する時でも難しい。立証できないものを対象にしている場合はなおさらだ。お金の世界では、ほとんどの問題は後者である。

 ・大多数の圧力からの最適な防衛策は、その存在と威圧的な力を、ただ認識しておくことである。

・私がこの決定を下すのは、それが賢い選択だからか、それとも皆が賢い選択だと言っているからなのか自問すること