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株で勝つための銘柄分析、本の要約をブログにしています。

バフェットの教訓 逆風の時でもお金を増やす125の知恵①

知恵8. カトリック教徒の結婚のように投資をしなさい。一生添い遂げるつもりで。

 投資に関する決断を下すとき、取り消しがきかないという前提に立つなら、金を注ぎ込む前にまちがいなく投資対象のことを勉強するはずだ

 自分が結婚する場面を想像してみてほしい。果たして相手の調査を(デート)をせずに、顧問団(飲み仲間たち)と相談もせずに、じっくりと検討も重ねずに、いきなり結婚に踏み切るだろうか。投資も結婚と同じであり、対象の会社の情報をかき集め、きっちり理解できたと確信が持ててから、投資に踏み切るべきなのである。

 

知恵16. 目覚ましい結果を得るのに必要なのは、必ずしも目覚ましい行為ではない。

 ウォーレンのめざす年間収益率は、200%ではなく20%である。1,000万円の元手を年20%で運用し続ければ、20年後には3億8千万円まで膨らむ。30年後には23億7千万円だ。

 

知恵20. 愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。なぜなら、いつか必ず愚かな経営者が現れるからだ。

 

知恵21. 自分の純資産の10%を注ぎ込む勇気と確信が持てないなら、その銘柄に投資すべきではない。

 ウォーレン並みの確信を得たいなら、自分が大金と感じる額を投資に注ぎ込むのだ。大金がかかっていれば、投資に対する集中力が高まり、投資先の事前調査を怠りなく実行するようになる。

 

知恵26. 業績好転はめったに転がっていない。

 自分が株を高値で買おうと安値で買おうと、貧弱なビジネスは貧弱なビジネスのまま推移し、いくら株価が上下動しても、事業の根源的特質は変化しない。良いビジネスは良いビジネスで、悪いビジネスは悪いビジネスであり続ける確率が高い。そして、悪いビジネスが優良ビジネスに変貌する確率は皆無である。

 

知恵27. ビジネスが好調なら、やがて株価もついてくる。

 

知恵28. 仕事選びも投資と同じ。いかなる手間も惜しんではならない。正しい列車に乗りさえすれば、金と痛みを節約することができるのだから。

 

知恵35. 私は10-15年先の姿が予測可能に思えるビジネスを探し求めている。例えばA社のチューインガム。インターネットがいかに進歩しようと、人々のガムの噛み方が変わるとは考えにくい。