株で1億円のキャピタルゲインを

株で勝つための銘柄分析、本の要約をブログにしています。

千年投資の公理

千年投資の公理 売られ過ぎの優良企業を買う⑤

・規模の優位性について ニッチ市場を支配する企業で、絶対的な規模は大きくなくても特定の市場においてライバル社よりも大きければはるかに優位に立つことができる。実際、一社しか利益をあげられない程度の市場規模では、新規参入して資本を無駄にすること…

千年投資の公理 売られ過ぎの優良企業を買う④

経済的堀の一つ、ネットワーク効果について ・利用する人の数が増えることでものやサービスの価値が上がるのなら、ネットワークの存在によって価値の上がった製品そのものが、さらに多くのユーザーを惹きつけることになる。そうすれば、小さなネットワークは…

千年投資の公理 売られ過ぎの優良企業を買う③

経済的堀の一つ、乗り換えコストについて ・銀行口座は高い預金金利や安い手数料を求めて頻繁には買えない。一方でガソリンはリッターあたり1円安いスタンドを求めて少々遠いスタンドにも行く。ガソリンの節約金額に比べて、口座の変更の方がより節約できる…

千年投資の公理 売られ過ぎの優良企業を買う②

経済的堀の一つ「無形資産」について ・ブランド、特許、行政の認可は、市場で独自の地位を確立できる ・有名な消費ブランド(あるいは特定のニッチ市場では価値があるとされるブランド)を調べるときは、似たような競合製品よりもプレミアムを上乗せした価…

千年投資の公理 売られ過ぎの優良企業を買う①

・著者はモーニングスターの式リサーチ部門の責任者 ・本書は2008年リーマンショック後に出版された本で、一貫して「経済的な堀」の重要性を説く。 ・ウォーレン・バフェット系で、素晴らしい企業を適正価格で買い、長期間にわたって利益を複利で増やしてい…