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マーケットの魔術師 米トップトレーダーが語る成功の秘訣 〜エド・スィコータ

・自身は20年の経験に基づいた相場感を持ってトレンドを取っていくトレーダー。重要なことは長期トレンド→現在のチャートパターン→最良の売買のポイントを捕まえること→→ファンダメンタルズ。

 

・最良の売買のポイントは底や天井を捉えようとするのではない。例えば買いで入るとしたら、そのポイントを今の相場よりも上に置く。相場の方向性がそこにくれば、はっきり強いと認識できるようなポイントにおく。

強気だとしたら、押し目を買ったり、強くなるのを待ったりはしない。その時点でもうすでに買っている。売りのストップになるまで強気でいる。強気なのに買っていないのは非理論的。

 

・感情的になってしまったトレードはだいたい上手くいかない。一番の失敗はポジションに対して感情的になってしまった後ですぐに起こった。

 

・良いトレードの要素とは、一に損切り、二に損切り、三に損切りだ。もし、この3つの法則に従うならば、誰にでもチャンスはめぐってくる。

 

・負けが続いている時はトレードの量を抑えることによって対処する。そして、何もせずに待つ。

 

・ポジションをとると同時にストップを入れておく。通常トレンドが続くにしたがって、利益を確定するようストップに位置を動かしていく。

 

・個々のトレードについて、資金の5%以下にリスクを抑えるようにしている。

 

・トレードルールは、1.損切りは早く 2.利食いはじっくり 3.ポジションは小さく 4.躊躇なくルールに従う  5.ルールを変えるべき時を知る。

4と5はどちらも守っている。基本は4.だが、相場のことを絶えず研究し続けているため新しいルールを発見し、前のルールを置き換えることもある。個人的な限界が来て、ルールに従うことができなくなる。そういう時に5.を適用する。

 

・株式市場は簡単に認識できるようなパターンをめったに繰り返さない

 

・トレーダーは皆、相場から自分の欲しいものを手に入れている。負けているトレーダーは、自身が負けたがっているから。あるトレーダーは2,3ヶ月で25倍に資産を増やしたかと思えば、その儲けをすべて短期間で吹き飛ばすことをしていた。彼は大いに興奮した後に犠牲者となり、彼の友人から同情を買い、皆の注意を引く。彼は欲しいものを相場から得ている。

・稼ぐためだけにトレードをしているわけではなく、トレードから刺激を得るための手段としてもやっているものもいる。勝っても負けても刺激が得られるから、大きな成功は収めにくい。

・利益を増やす最良の方法の一つは、目標を立て、それを実現させていくこと。つまり、意識と潜在意識を金儲けと調和させること。トレーダーに催眠、呼吸、視覚化など実施してきたが、大抵のトレーダーはもっと成功を収めるか、実は最初からトレーダーになりたいわけではなかったことに気がつく。