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株で勝つための銘柄分析、本の要約をブログにしています。

投資で一番大切な20の教え②

著者はファンダメンタルズ・テクニカル分析・モメンタムの内、ファンダメンタルズを薦め、その中でもバリュー投資を薦めている。

 

・バリュー投資家が最も高い利益を上げるのは、現在価値よりも割安な資産を買い、まめにナンピン買いをしているうちに、価格が分析通りに上昇した場合である。したがっって、下げ相場で利益を上げるのに不可欠な条件は二つある。一つは、本質的価値に関する見解を持っていること。二つ目は、その見解を我慢強く持ち続け、たとえ値下がりのせいで自分が間違っているような気にさせられても、買うことだ。最後にもう一つ忘れてならないのは、その見解が正しくなければならないと言う点である。

 

・最良の投資方法とは、暴落時にどんな価格でもとにかく売らなければならない人から買うことである。例えば信用取引追証を迫られて行う投売りで自身が買うなど。

 

・投資の世界で最も重要な学問は会計学でも経済学でもなく、心理学である。カギとなるのは、今現在、投資をしたがっている人としたがっていない人について知ることだ。将来の価格変動は、投資したいと思う人がこの先増えるか減るかで決まる。

・投資は一種の人気投票であり、最も危険なのは人気の絶頂にある資産を買うことだ。ピーク時にはあらゆる好材料や行為的な見解が価格に織り込み済みであり、それ以上新しい買い手は現れない。

・絶対に理解しておくべき点は、ファンダメンンタルズに基づく価値は、証券を買う日の価格を決定する要因の一つに過ぎないということ。心理とテクニカル要因も味方につけられるよう、心がけなければならない。

 

・「もう十分に高いが、まだまだ高くなると思う」という考え方を基に買ったり、保持したりするのは非常に危険だが、そうやってバブルはふくらんでいく。