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企業分析 ベイシス(4068) ②

会社概要

Wi-Fi基地局の設置工事、保守・運用(モバイルエンジニアリングサービス事業)と電力スマートメーターの設置、運用・保守(IoTエンジニアリングサービス事業)

 

競合他社

モバイルに競合が少ないとのこと。競合の通信建設工事会社は設置を収益としたフロー型であるが、ベイシスは設置後の保守・運用も手がける。

 

実績と今後

5G基地局は従来よりもカバーするエリアが狭く、おそらく設置単価も高いため、2021年、2022年1Qで順調な伸び。

また、新しい通信方式の通信網を構築するための社内常駐型により、広義のストック型(長くても数年)であり、安定的な収益が得られる。

 

IoTは現在30万台設置。これを増やすとともに、保守・運用のストック型で収益を安定的にあげる予定。

 

総括

自社の開発技術はBLASがあるが、強烈な技術ではなく、現段階では永続的な成長は難しい。一方、5G基地局の設置工事、保守・運用は成長市場であり、ソフトバンクKDDI楽天と契約していることから、何らかの他社優位性はあるものと思われる。

よって、その優位性をIRに聞き、各社ごとシェアが増えているのではあれば、投資も可能。もしくは需給により成長性はそのままでPERが20倍を切ったとき。